こんにちは、あおです。
今日はITパスポートの受験勉強対策について書いてみたいと思います。

受験のきっかけ

私は、今は失業保険をもらってお休み中ですが、社会復帰に向けて少しずつ準備をしたいと考えています(失業保険についてはこちらの記事をどうぞ)。

現在、うつ病の治療中であるため、身体的な回復を最優先に考えています。
しかし、履歴書に空白期間ができることが気にかかる一方で、この時間を無駄に過ごすわけにはいかないとも感じています。

そこで、私は新たなステップを踏み出すため、資格取得に挑戦することを決意しました。
過去にIT系企業での勤務経験があり、一定の知識も持っているため、IT関連の資格取得が自身のスキルアップにつながると考えました。

まずは、ITパスポートの取得を目指すことにしました。
ITパスポートは、情報技術の基礎知識を評価する資格であり、これを取得することでITに関する基本的な概念や用語を理解できるようになります。
以前の経験を活かしながら、より確かな知識を身につけ、自信を持って新たな職場で活躍できるよう努力していければと思っています。

このブログ記事では、資格取得の過程や学びを記録することで、自身の成長を振り返りつつ、同じような状況にいる方々にも勇気やヒントを提供できればと考えています。
失業中の間を有意義に過ごし、充実感と新たなスキルを手に入れるために、今後の取り組みを更新していきます。

ITパスポートとは

ITパスポートとは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

試験は、CBT(Computer Based Testing)方式という、コンピュータを利用して実施する試験方式を取っています。

試験は随時開催されており、公式ホームページには3ヶ月後までの開催状況が表示されています。
会場により異なりますが、通常は3つの時間帯(午前・午後・夕方)で実施しており、試験時間は120分です。

受験手数料は7,500円です。
支払い方法は、クレジットカード、コンビニ、バウチャーが選択できます。

問題はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系から成り立っています。

分野説明
ストラテジ系・企業と法務
・経営戦略
・システム戦略
マネジメント系・開発技術
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント(システム監査など)
テクノロジ系・基礎理論(アルゴリズム、プログラミングなど)
・コンピュータシステム(ソフトウェア、ハードウェアなど)
・技術要素(データベース、セキュリティなど)
分野ごとの出題内容(公式シラバスの内容)

合格するためには、1000点満点中600点以上の点数を取ることと、各分野の30%以上の正答率が求められます。

なお、毎年の合格率は50%前後となっています。

目標と中目標

私の目標は、今年の11月に行われる試験に一発で合格することです。

そのための中目標として、10月末までに過去問で700点以上を取得できるよう努力することを計画しています。

この目標達成に向けて、以下のような対策を練っていく予定です。

ITパスポートに向けての勉強対策

1.教科書の徹底理解

私は、『いちばんやさしいITパスポート絶対合格の教科書+出る順問題集』を基本教材として利用します。
この教材は徹底して「ITパスポートはこういう風に出題する」という姿勢で解説されており、ITパスポート試験の出題スタイルや意図を理解するのに非常に助けになると感じました。

解説の後には「出る順」の問題も載っており、インプットとアウトプットのバランスもちょうど良いと思います。

毎日少しずつ読んで、10月末までに3周読むことを目指しています。

また、この本には付録として過去5回分の過去問をPDF形式で無償提供されていますので、スマートフォンに保存して隙間時間に過去問の勉強をすることもできます。

2.定期的に過去問を受験

なるべく受験時と同じような環境で過去問を受けられる教材を探していたところ、『よくわかるマスター令和4-5年度ITパスポート試験対策テキスト&過去問題集』に出会いました。

この本にはパソコンでCBT方式のテスト練習ができるCD-ROMが付いています。
一度インストールすれば、実際の試験と同じような画面で過去問を解くことができるようになっています。

定期的に過去問を受験し、パソコンの操作に慣れつつ、自分の理解度を測っていこうと思います。

また、この本にも購入特典が付いており、ブラウザで過去問を800問解くことができます。
こちらもスマートフォンで開けるようにして、隙間時間に問題を解くようにすることができます。

3.隙間時間の有効活用

『いちばんやさしいITパスポート絶対合格の教科書+出る順問題集』は、教科書としてとても参考になるのですが、電車の中や待ち時間など10~15分のちょっとした隙間時間に開くには分厚くて重たいです。
そこで、『イモズル式ITパスポートコンパクト演習』という教材を購入しました。
この教材は新書本くらいのサイズで、持ち歩くのにちょうど良いと感じました。
1ページごとに問題一問と解説というシンプルで読みやすい構成となっています。
この教材を隙間時間を利用して進め、10月末までに2周はしたいと思っています。

4.勉強アプリ「Studyplus」の活用

一人で勉強を進めるには、モチベーションを維持するためにも、勉強の記録を取る事も大切だと思います。
私は、勉強アプリとして「Studyplus」を使用しています。
このアプリは、勉強時間を1分単位でつけることができ、毎日少しずつでも勉強しようと思っている私にぴったりでした。

レポート画面には、今までに何時間勉強したのか総計時間が出ているので、自分の成果を可視化することができます。
また、「試験日まであと●日」というカウントダウン表示も出ているので、「試験に向けて勉強しているんだ!」という意識が高まります。


少しの勉強時間でも登録するようにして、自分の成果をこつこつと積み上げていきたいと思います。

【リンク】
App Store |Studyplus(スタディプラス) 日々の学習管理に

Google Play | Studyplus(スタディプラス) 勉強記録・学習管理

現在の進捗

2023年8月現在、試しに令和2年度の過去問を受験してみたところ、正答率58%でした。
合格は60%以上なので、自分が思っていたよりも良い成績が出ました。
ですが、この試験は4択問題で、分からないからとりあえず選んだという問題も多々ありましたので油断できません。

過去問の正答率を、目標の70%以上にできるように、まずは10月末を目指して勉強していきたいと思います。

おわりに

11月の試験までのモチベーションを維持し、自分に発破をかけるためにこの記事を執筆しました。

資格試験に向けて本格的に自分で勉強計画を立てることは初めてなので、試行錯誤しながら進めることになると思いますが、前向きな意気込みを持って取り組んでいこうと考えています。

時間には恵まれており、焦ることなく計画を立てて進めることができると思います。
無理をしないで自分のペースで進めつつ、計画通りの成果を上げられるよう心がけていきます。

失業中という状況を前向きなチャンスに変え、新たなスキルと自信を築いていくために、努力をし続けたいと思います。

最後に、私のこの記事が、同じような状況にいる皆さんにとっても勇気や励ましとなることを願っています。
試験に向けて、自分を信じて、無理せず頑張りましょう。

参考

ITパスポート試験 – 独立行政法人情報処理推進機構