こんにちは、あおです。
今日は恥ずかしながら、放送大学の授業を途中で挫折したことについて書いてみようと思います。
(放送大学についてはこちらの記事をどうぞ)

2学期の始まり

私は放送大学に選科履修生で入学しました。
選科履修生は1年間の在籍になります。
1学期を無事に終えた頃、2学期の始まる前に授業一覧が郵送されてきました。
届いた授業一覧や放送大学のホームページの授業内容を参照し、私は3つの授業を取ることにしました。

前半は順調?

私が取った授業は「初歩からの数学」、「情報学へのとびら」、「『方丈記』と『徒然草』」です。
すべて通信制の授業で、インターネットで授業を見ることができます。
私は、毎日1科目ずつ授業を受けることにしました。
届いた教科書以外に、授業内容に関連する本を買って読んだりと、とても張り切っていました。

数学につまずく

私は数学が苦手だったので、あえて「初歩からの数学」の授業を取ってみたのですが、中盤から授業のレベルについていけなくなりました。
中学レベルの問題はなんとか解けるのですが、高校レベルの問題はそもそも理解すらできない感覚です。
教科書を読んでも、授業を2回以上見ても、何を言われているのか全く分からなくなってしまいました。

通信指導

そうこうしているうちに、3科目とも「通信指導」という名称の中間試験の時期がやってきました。
通信指導に合格しなければ、学期末の単位認定試験を受けることができず、単位を取得できません。
通信指導に合格するには、正答率6割が必要です。
ほかの2科目は問題なく合格できたのですが、数学の試験は合格ぎりぎりの点数でした。

やる気がダウン

通信指導で数学もなんとかクリアできたので、単位認定試験を受ける資格は得られました。
ですが、「今後の授業もどうせついていけないんだろうな」という不安から、数学の授業に向き合う気力が段々となくなっていってしまいました。
それに引きずられて勉強スケジュールが狂い、ほかの2科目のやる気も低下してしまいました。

そして単位認定試験

単位認定試験の時期が来ましたが、悲しいことに後半の授業をほとんど受講していない状態でした。
「この状態で試験を受けてもしょうがない」と判断し、3科目とも単位認定試験を受けなかったので、2学期は1科目も単位を取得できませんでした。

敗因

敗因を自己分析すると、最初に関連書籍を買い込んだり、苦手な科目があるのに3科目受講(1学期は2科目だけでした)したりと、少々張り切り過ぎていた気がします。
15回の授業×3科目は、今の私には負担が大きかったようです。
スタートで意気込み過ぎて、後半失速する情けない学期になってしまったなぁと思います。
自分で計画を立てて勉強していく、通信制の大学の難しさを痛感しました。

終わりに

選科履修生は単位を取れなくても、「卒業」という目標がないので問題はありません(全科履修生として入学した場合は、卒業要件に規定の数の単位の取得があります)。
単位のことは気にせずに自分のペースで勉強に向き合い、通信指導や単位認定試験はスルーするという過ごし方もありだとは思います。
ですが私の場合は、後半の授業をほとんど受けずに挫折した形になるので、もったいないことをしてしまいました。

私は一旦は放送大学を離れますが、また放送大学で勉強したくなった時は、自分の苦手な科目ではなく好きな科目を選んでみようと思います。
そして、無理をせず楽しんで勉強に向き合いたいです。