こんにちは、あおです。
今回は、私が放送大学の「日本文学と和歌」ラジオ科目を受講した体験をお伝えします。
(放送大学の基本情報についてはこちらの記事をどうぞ)

授業「日本文学と和歌」

「日本文学と和歌」は人間と文化コースの科目です。

この科目はラジオ科目という形式で授業が行われます。
放送大学のホームページやradicoを通じて、自分のペースで授業音声を聴くことができました。
隙間時間にも活用することもできますし、何度も繰り返し聞くこともできます。

この授業では、日本の歴史と和歌の歴史を結びつけ、時代背景や主要人物に焦点を当てて学んでいきます。
たとえば百人一首などの有名な歌人についての授業はふむふむと問題なく理解できたのですが、知名度の低い人物が出てくる江戸時代などの回は私には少し難しく感じました。
そういう回は何度も教科書を読むことで理解を深めました。

授業の進行は、先生が教科書を読み上げる形式でした。
先生の和歌の朗々とした詠み方は素晴らしく、和歌の魅力を伝えてくれました。
教科書を聴きながら、重要なポイントにマーカーを引くことで、後で復習するのに役立ちました。

教科書に加え、自己学習用の問題冊子が提供されていたため、授業の後にはその理解度を深めるための問題を解くことができました。
これにより、後述する通信指導や単位認定試験に向けての知識の定着に役立ちました。

通信指導

放送大学は、学期の途中のタイミングで「通信指導」という名称の中間試験があります。
この試験での合格は、学期末の単位認定試験を受験する前提条件です。
特に全科履修生は卒業要件に必要単位の修得があるため、この試験に合格する必要があります。
合格の基準は6割の正解です。

通信指導はインターネットを通じて受験できるため、自分の都合に合わせて試験を受けることができました。
通信指導には、全15回の授業のうち半分の内容がテストに出題されている印象でした。

「日本文学と和歌」の問題は選択式の問題であり、教科書を見ながら解くことができるため、授業をしっかり聴いて教科書を読んでおけば問題なく解くことができると思います。

単位認定試験

学期の終わりには、単位認定試験を受けます。
単位認定試験も通信指導と同じくインターネットで行われました。
こちらも選択式であり、教科書を活用しながら解答できるため、しっかりと教材を読み込むことで合格を目指すことができました。
また、放送大学の学生がログインできる「WAKABA」というウェブサイトには過去の試験問題も公開されており、事前の予習に役立ちました。

おわりに

私は趣味で短歌を制作しており、この科目を通じて和歌の歴史を深く学ぶことができました。
万葉集や古今和歌集、新古今和歌集などの入門書を読むことで、和歌の源流に触れることができました。

最後に、このブログが放送大学の「日本文学と和歌」ラジオ科目の雰囲気を少しでも伝える助けになれば幸いです。
和歌の美しさと歴史を学びながら楽しむこの授業は、深堀りする価値があるものでした。
皆さんもぜひ、和歌の世界に触れてみてください。